ベイエリアの空

E7の不定期ブログ

拝啓、ウィギンス様(2)

2020の2月8日(日本時間9日)彼は後の優勝チームレイカーズ戦でGSWの選手としてデビューした。 その日のウィギンスは調子良く得点を決め、能力を見せたがそれよりも重要な事があった 「ディフェンス良くない?」 評判より彼のマンディフェンスはタイトで厳しく、レブロンにもよく付いていた その日のGSWファンのTLでは思ってたよりディフェンスが良いと皆口にしていたのを覚えている。

その日は120-125で惜敗だったが、このメンバーでレイカーズ相手に奮闘した。

その後もドライモンはたまに出ることはあったが、ルーニーも神経に不安があった時期で出れず、ウィギンスと若手&ミニマム選手という状況で19-20シーズンは終わることになる。

 

ウィギンスはディフェンスが良い、という印象に変わってきていた そして一生懸命プレイする選手であり、戻りをサボったり若い味方に文句を言ったりとかそういうソフトな事をする選手ではなかった。 だがステフやクレイ、ドライモンを欠いた中では彼が本当の意味でGSWに合うのかどうか?という点はファンには測りようもなく、漠然とした不安を抱えたままではあった。

 

そして時は流れシーズンは大きくずれる 10月にバブルでレイカーズが優勝、その傍らGSWはタンクの甲斐もあり2位指名権を得ていた。ドラフトは11月、その前にいろいろな噂が飛び交った

 

ウィギンスはサラリーの高さと期待値から考えてトレードすべきという論調が目立った。 自分も何か良い取引があればとは思ったが、とてもじゃないが受け入れられるような良い話はなく、パッとしない噂ばかりだった。

せめてステフと一緒にプレイするところを見なければウィギンスの価値はわからないと思っていたので、自分は拙速な結論には反対だった。

 

 

ただサラリーを削るために2位を出したくなかったし、ウィギンスを諦めたくなかった。幸い結果的にGSWは動かず、ドラフトで11月ワイズマンを指名しウーブレ、ワナメイカー、ベイズモアらを補強 ステフやドライモンも戻った、しかしドラフトの日にクレイがまた大怪我をしてしまう… そして混迷のまま20-21シーズンを漕ぎ出すGSW、噛み合わないチームとともにウィギンスへの自分の期待もまた混乱の渦に巻き込まれてしまう(続く)