ベイエリアの空

E7の不定期ブログ

拝啓、ウィギンス様(3)

20-21のGSWのシーズンは前年最下位で港に停泊したチームが、船出後に壮絶な嵐にあったかのような状態だった。とにかく噛み合わない、ステフがMVP候補に上がるほどの活躍を見せているにもかかわらずチームは勝ち負けを繰り返した。

色々要因がある、ウーブレ、ワナメイカーらの新戦力がGSWに合っていなかった そしてルーキーで期待されたワイズマンはまだまだ未熟で、個としてもチーム連携の面でも使える力量に至ってなかった。パスカルも前年ほどの働きは出来ず、プールも不調で1月はGリーグで修行に戻った。

そのような混乱状態でやはりサラリーが重いウィギンスがもっと活躍しないと、という気持ちがどうしても出てしまう

E7とかいうアホもこのように一喜一憂である、今考えればこの時期のウィギンスは良いプレーをしていた。だがウィギンスにはメイプルジョーダンとかコービーレブロンなどと比較された時期もあったように「オフェンス潜在能力は凄い」というイメージがどうしても拭えなかった。30点40点取ってチームを勝利に導くというような活躍をして欲しい、と。そう考えると物足らなくなってしまい彼の働きをちゃんと評価してあげることが出来てなかった。

 

この頃から「Wiggins Island」という言葉が流行るようになる、彼は相手チームのエーススコアラーをマークしシュートを低確率に抑えるという役割を果たすようになる。

もうウィギンスのディフェンスを「悪い」と評価する人はファン内外でもいなくなった

チームは冬を過ぎても全く安定感がなく勝ったり負けたりだった、とにかくチグハグ感がすごくて見るのもきつい試合が続く、ありえないような逆転も食らったりとても「強い」とは言えないチームだった、このチームに117MのTAXをつぎ込んでいた。

 

この期に及んでもE7というカスはウィギンスの本質が見えていなかった。

4月くらいになるとプールが復帰し才能を見せ始める、ウーブレやワイズマンらが怪我してしまったが結果的にディフェンスが締まりGSWは8位に滑り込む、がステフはもう力を使い果たしつつありプレーオフに進めず悔しい終戦を迎える。

 

未来は霞んでいたが見えてきていた、指名権もあり若手が成長する中でクレイが復帰すれば来季はもっとやれるんじゃないかという淡い期待を持ってオフを過ごすことになる。